【工作紹介:機関車編】EF210 300番台
Bトレ工作4弾はEF210 300番台です。
EF210 300番台は西日本を中心に貨物列車の先頭に立ち、山陽本線の難所"セノハチ"では後補機(後押し機関車)として活躍する機関車です。
車番は312号機としています。
工作内容は大まかに次のとおりです。
・塗装変更
・N化(動力化)
・各種パーツの取り換え
・色差し、ウェザリング
今回は初めて塗装変更に挑戦します。
ますは、塗装を剥がします。どうせなので手持ちのEF210の中から状態のよくないものを選びました。
IPA(イソプロピルアルコール)に3日程漬け置きし、取り出して古歯ブラシで塗装を剥がします。
※IPAは取り扱いが難しいため、使用する場合は十分に取り扱い方法を確認しましょう。
続いては塗装です。前面は白→黒→青→グレー、側面は黄色→青→グレー、屋根はライトグレー→青の順に吹き付けていきます。
各塗料は下記のものを使用しています。
白 : Mr.カラースプレー ホワイト(白)
黒 : Mr.カラースプレー つや消しブラック
黄 : Mr.カラースプレー イエロー(黄)
青 : Mr.カラースプレー キャラクタブルー
グレー : Mr.カラースプレー 呉海軍工廠標準色
ライトグレー : GM 鉄道カラースプレー ねずみ1号
黄色の2本線の端部は手抜きしています。笑 (実車は端が斜め)
そもそも線が太いですね…、今の技量ではこれが限界です…。汗
「桃太郎」ステッカーはBトレの「EF200+EF210」セットに収録されているものを使用、車番は同じく収録されている123号機の「12」と「3」を入れ替えて使用しています。
なお「JRF」ロゴは310号機以降は省略されているため、不要です。312号機にしたのはこれが理由だったりします。笑
前年は色が多いため苦戦しました、下の色の影響を消すためにかなり厚塗りにになっています。
また、白の部分はマスキングがうまくいかなかったところを修正したためか、幅が一様になっていませんね…。
…精進します。汗
前面の細かいパーツ類ですが、手すりはTOMIX製のEF210用のものを使用し、解放テコはKATOのEF66用のもので代用しています。
スカートはKATO製です。
ヘッドライト、テールライト共に塗装を剥がした際に一緒に剥げてしまっているので、こちらも再度塗装します。
ライトケースは100均の銀色ペンで外枠を塗り、内部の仕切りは黒いマッキーの極細で塗り分けます。
ヘッドライト、テールライトはマスキングテープの接着面に100均の銀色ペンと赤マッキーで隣り合った四角を描いてライトケースの部分に裏面から貼り付けました。
屋根に関してはスプレーで塗装後に細かいパーツの塗り直しを行っています。
ホイッスルは100均の金色ペン、その他は筆塗りです。
屋根はマスキングが簡単で助かりました。
パンタグラフはTOMIX製のFPS4を使用、実車の写真を参考に碍子は水性ホビーカラーのエメラルドグリーンで塗っています。
動力はいつも通りバンダイの動力ユニット4を使用。重りを可能な限り載せて完成です。
以下、走行写真です。
反省が多くなってしまいましたが、製品にない車両を作成するのは楽しいですね。
いつかは長大編成を引かせて、押させてみたいです。