【工作紹介:國鐵廣嶋】115系体質改善N40トリオ
こんばんは。
今回は広島地区で近年まで活躍していた115系の体質改善車を制作してきます。
JR西日本で運用されていた国鉄型車両はほとんどの車両が何らかの体質改善工事を受けており、115系においては本格的な体質改善であるN40と一部を省略したN30が存在します。
BトレではN40施工車5種が発売されており、今回はそのうち新広島色、カフェオレ(関西体質改善色)、中国地域色 (濃黄色)を作っていきます。
まず、素組した上でさらに手を加えていきます。内容としては、
・屋根上機器の色差し
・パンタグラフ交換
・ジャンパ栓取り付け
・幌取り付け
・車番、弱冷車、優先席貼り付け
です。
機器の色差しは、列車無線アンテナ、避雷器パンタグラフをねずみ1号で、パンタグラフはそこから碍子を白、ホーンとすり板は銀、すり板中央部はブラウンで行います。また、実車を参考にパンタグラフのアームの一部に黄色で色差しをしています。
パンタグラフはGMのPS16Wを使用してます。Bトレのパンタグラフの差し込み穴にぴったりはまるので便利です。
ジャンパ栓はKATOのAssyパーツのKE67を使用しています。BトレのN40タイプは前面にジャンパ栓上半分がモールドで表現されているので、Assyパーツの上半分を切り落とし、黒に塗装したうえで取り付けます。こうすることでジャンパ栓の塗り分けも完了します。ただし、接着面が小さいので割とすぐ取れたりします。強度の面ではBトレ前面の方を切り落としてAssyをそのまま使った方がいいかもしれません。
残りは車両間の幌とシール類の貼り付けです。
優先席は各車両の神戸方に弱冷車は下関方先頭車とします。現在では弱冷車は下関方から2両目ですが、広島地区を227系が制圧する前の時点では弱冷車は先頭車だった…はずです。
ジオラマで走らせてみます。
今回は以上です。ではでは。
【散歩記】踏切と地下道と跨線橋とコーヒー(JR尾道駅周辺)
ここ最近遊びに行ったり飲みに行ったりでお財布が軽くなっていた(笑)ので、この三連休はお金をかけず家で作業を進めるぞ!と黙々と作業をしていましたが、さすがに1日ぐらいは出かけようと思い、尾道駅から東に線路際を散歩してみました。
今回は備忘録的につらつら書いていきます。
尾道駅から東に向かって千光寺ロープウェイ乗り場まで線路に沿って歩きます。
この区間の山陽本線はひたすら山際を走っており、海側は平地で商店街などがあり、山側は斜面に住宅などが張り付くように立っています。
線路は元々あった海側と山側を結ぶ通路を突っ切る形となっているため、階段の途中に踏切があったりと独特の風景があります。
以前からじっくり歩いてみたいと思っていましたが、近いのでいつでも行けるなぁと後回しになってましたね。
海側から山側へ向かう通路は様々あり、地下道もあります。
この地下道の反対側の通路は線路にかなり近く、列車が通過するともはや怖いぐらいです。
しばらく進むと今度は跨線橋が見えてきます。
全部レールでできているみたいです。駅の跨線橋ではぼちぼち見ますが、駅以外では久しぶりに見ました。
と、跨線橋を観察していると踏切の音が。
やってきたのは117系なのですが、正面の表示幕が白幕です。
白幕といえば広島地区のお家芸だったのでは…?
たまたまなのか、岡山も取り入れてしまったのか…?
そして対向の113系、この写真を見るとよくわかりますが、N40更新クハとN30モハの混成編成みたいです。
窓枠と雨樋の形状が異なっています。
さらに東に歩を進めると階段に挟まれた踏切を発見。
千光寺前踏切だそうです。これを上ると千光寺まで行けるのでしょうか?
まずはファジアーノ岡山応援ラッピング編成が来ました。
安芸の国生まれとしてはこのラッピングを見ると異国に来た感があります。
そして、後3両はまごうことなき食パンでした。ごちそうさまでした。
もう少ししたら、対向も来るようなので踏切を渡って反対側に移動します。
後で気づいたのですが、神戸方のクハがゾロ目でした。しかも4桁…。
そして、岡山地区の115系1000番台更新モハはなぜか各車の両端の戸袋のみが埋められています。
そしてさらにさらに歩を東に進め、無事ロープウェー乗り場につきました。
取り上げた以外にもまだまだ踏切などありますが、長くなるので省略します(笑)。
最初に踏切とか見るとか言っときながら、車両に関することが多くなってしまいましたね。まあ、山陽本線はそれなりに本数がありますし、國鐵岡山は健在なので歩きながら車両を楽しむことまで切るということです(笑)。
そして、今回はもう一つ目的があります。
商店街の中にあるCAFE AROUNDです。
同じく商店街にあるコーヒーショップのClassicoの姉妹店でテイクアウト重視のお店です。
尾道のの商店街は昔ながらのお店と新しいお店が混在しています。
突然は話の方向が変わってしまいましたが、管理人はコーヒーも結構好きで、こちらも前々から気になっていました。で、せっかくなので立ち寄ってみました。
早速ハンドドリップのコーヒーをいただいて、海沿いへ向かいます。
あまり語れるほど知識はありませんが、素直においしいです。
苦みが強めですが、適度に酸味があって苦みの不快感がほとんどありません。
今ある豆が無くなったらClassicoの豆も試してみようかな。
目的も達成したので尾道駅へ戻ります。
尾道駅は昨年リニューアルしたばかりで駅舎は開放的な建物に建て替わりました。
かつての駅舎にあった独特の「尾道駅」の文字は残されており、新しくなりつつも歴史を受け継いでいるよう感じます。
帰りの電車まで少し時間があるのでお土産屋さんに寄ってみます。
お店にあったチョコレート、このあたりにゆかりのある車両の前面が描かれていますが、今は亡きEF200がEF210より目立つ位置に配置されていますね。
…無事お買い上げです。EF200のことを思うと買わずにはいられませんでした。
時間が来たのでホームへ向かいます。
今回はなんとなく後回しにしていたものをこなすことができました。
尾道でやり残しがあるのはサイクリングぐらいですかね?
あと、瑞風とかも撮ってみたいですね。色々調べてみねば。
なんだか言いたいこと、起きたことをただ並べただけになってしまいましたね。
今回はくだらない備忘録にお付き合いくださりありがとうございました。
ではでは。
【工作紹介:機関車編】EF210 300番台
Bトレ工作4弾はEF210 300番台です。
EF210 300番台は西日本を中心に貨物列車の先頭に立ち、山陽本線の難所"セノハチ"では後補機(後押し機関車)として活躍する機関車です。
車番は312号機としています。
工作内容は大まかに次のとおりです。
・塗装変更
・N化(動力化)
・各種パーツの取り換え
・色差し、ウェザリング
今回は初めて塗装変更に挑戦します。
ますは、塗装を剥がします。どうせなので手持ちのEF210の中から状態のよくないものを選びました。
IPA(イソプロピルアルコール)に3日程漬け置きし、取り出して古歯ブラシで塗装を剥がします。
※IPAは取り扱いが難しいため、使用する場合は十分に取り扱い方法を確認しましょう。
続いては塗装です。前面は白→黒→青→グレー、側面は黄色→青→グレー、屋根はライトグレー→青の順に吹き付けていきます。
各塗料は下記のものを使用しています。
白 : Mr.カラースプレー ホワイト(白)
黒 : Mr.カラースプレー つや消しブラック
黄 : Mr.カラースプレー イエロー(黄)
青 : Mr.カラースプレー キャラクタブルー
グレー : Mr.カラースプレー 呉海軍工廠標準色
ライトグレー : GM 鉄道カラースプレー ねずみ1号
黄色の2本線の端部は手抜きしています。笑 (実車は端が斜め)
そもそも線が太いですね…、今の技量ではこれが限界です…。汗
「桃太郎」ステッカーはBトレの「EF200+EF210」セットに収録されているものを使用、車番は同じく収録されている123号機の「12」と「3」を入れ替えて使用しています。
なお「JRF」ロゴは310号機以降は省略されているため、不要です。312号機にしたのはこれが理由だったりします。笑
前年は色が多いため苦戦しました、下の色の影響を消すためにかなり厚塗りにになっています。
また、白の部分はマスキングがうまくいかなかったところを修正したためか、幅が一様になっていませんね…。
…精進します。汗
前面の細かいパーツ類ですが、手すりはTOMIX製のEF210用のものを使用し、解放テコはKATOのEF66用のもので代用しています。
スカートはKATO製です。
ヘッドライト、テールライト共に塗装を剥がした際に一緒に剥げてしまっているので、こちらも再度塗装します。
ライトケースは100均の銀色ペンで外枠を塗り、内部の仕切りは黒いマッキーの極細で塗り分けます。
ヘッドライト、テールライトはマスキングテープの接着面に100均の銀色ペンと赤マッキーで隣り合った四角を描いてライトケースの部分に裏面から貼り付けました。
屋根に関してはスプレーで塗装後に細かいパーツの塗り直しを行っています。
ホイッスルは100均の金色ペン、その他は筆塗りです。
屋根はマスキングが簡単で助かりました。
パンタグラフはTOMIX製のFPS4を使用、実車の写真を参考に碍子は水性ホビーカラーのエメラルドグリーンで塗っています。
動力はいつも通りバンダイの動力ユニット4を使用。重りを可能な限り載せて完成です。
以下、走行写真です。
反省が多くなってしまいましたが、製品にない車両を作成するのは楽しいですね。
いつかは長大編成を引かせて、押させてみたいです。
【工作紹介】EF81-139(双頭連結器装備)
あけましておめでとうございます。
前回からだいぶ間が空いてしまいましたが、今年はできるだけ定期的に更新していこうと思っている今日この頃です。
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さて、Bトレ工作第3弾はEF81です。
車番は139号機です。
前回のEF64に続き、双頭連結器を装備しています。
工作内容は大まかに次のとおり。
・N化(動力化)
・各種パーツの取り換え
・色差し、ウェザリング
今回も動力はバンダイの動力ユニット4を使用。今回も動力はバンダイの動力ユニット4を使用。
EF64と同様に重りはボディ内部にも貼り付けます。
パンタグラフはTOMIX製のPS22を使用、実車の写真を参考にホーンと関節部を赤く着色しています。
また高圧線はモールドを碍子部分を除いて削り、φ0.35mmのエナメル線を張っています。
碍子は水性ホビーカラーのエメラルドグリーンで着色しています。
列車無線アンテナはもともと製品では省略されていたので取り付けるか迷いましたが、無理やりスペースに押し込んでいます。
Bトレは長さを半分にしている分、こういったパーツを付けるか付けないかの判断は難しいところですね…。
スカートはKATO製のカプラーセットを使用、ジャンパ栓はEF64制作時の余りを使用しています。
その他、ジャンパ栓やステップなどに色差しを、ルーバーなどにウェザリングをしています。
最後に車番とメーカーズプレートを取り付けて完成です。
以下、走行写真です。またもやあけぼの牽かせてます。笑
ではでは。
【工作紹介】EF64-1000(双頭連結器装備)
Bトレ工作第2弾はEF64-1000です。
車番は双頭連結器装備の1032号機としています。
種車は寝台特急列車あけぼのセットに付属している長岡車両センター所属機をモデルにしたものです。
工作内容は次の通りです。
・N化
・パンタグラフの交換
・スカートの交換
・色差し、ウェザリング
今回も動力はバンダイの動力ユニット4を使用。
EF210の時は動力の上に重りを重ねるだけでしたが、今回はボディ内部にも貼り付けます。
パンタグラフは2次車となるためTOMIXのPS22Cを取り付けます。
スカートはKATOのものに交換しています。
元々のものも十分精細ですが、双頭連結器を付ける関係で交換しています。
やはり双頭連結器は存在感がありますね…。
あとはジャンパ栓やステップなどに色差し、ウェザリングをして完成です。
以下、走行写真です。あけぼの牽かせてます。
ではでは。
【工作紹介】EF210-901
Bトレ工作の第一弾はEF210の試作機、901号機です。
なんとなくヤフオクを眺めていると901号機風に加工されたEF210とそのほか3両セットが格安で出品されてるのを発見し、落札。
落札時にはウェザリングと車番シールの貼り付けが終わっており、901号機の特徴の1つである運転台上の信号煙管も再現されていました。
ということで、こちらでは次の加工を行うこととしました。
・Nゲージ走行化(N化)
・スノープラウの取り付け
・パンタグラフの取り換え
・追加の色差し、ウェザリング
動力はバンダイの動力ユニット4を使用しています。
本来は路面電車用ですが、他の製品だとカプラーがスカートと接触するためこちらの方が都合がいいです。
台車レリーフは683系から拝借してます。
スノープラウはGM(グリーンマックス)製のバラ売りのものを使用していますが、そのまま取り付けると、レールに接触...。
車体を上げたり、スノープラウを削るなどして調整し、何とか走行可能になりましたが、線路の接続が悪いと引っ掛かります。
完全ではありませんが、取り合えず走れるようになったのでOKかな。
車体内は補重として、釣り用の板重りを入れ込んでいます。
これで何とか10両はけん引可能です。
パンタグラフはKATOのPS22を装着、したのですがこれはPS22B。実車はPS22Dです。
PS22Dが手に入ったら交換します、多分。
あと、お気づきの方もいるかもしれませんが、901号機は屋根上に上がる梯子がドアより運転室側にあり、それに伴って運転室上の屋根の両側に切り欠きがあります。
が、それを再現する腕は管理人にはありませんので今回は省略(笑)します。
とまあ、いろいろと妥協していますが、加工内容は以上です。
こんな感じで工作楽しんでいきますのでよろしくお願いします。
以下、走行風景です。ではでは。